ドッグラン
静岡県賀茂郡河津町にある ドッグラン施設(約100㎡)に、コイヤーグラウンド®︎ 19ロール(約1020kg)を納品、および現場での施工監督をさせていただきました。
樹木や枡があって切り欠きの加工が多いこと、また不整(斜めの裁断が必要な箇所)もあり難易度が高めなことから、今回もプロモーション撮影と 同県の施工パートナーさんへのレクチャーを兼ねて現地へ監督に行かせていただくことにしました。
日本海側全域に大雪の警報が出るなか、車の上に積もった福井の雪をお土産に現地入りすると、今回も最高のお天気。
今回のお客様は、ワンちゃん用(ヒューマングレード)の自家製お魚ジャーキーを製造・販売されている『まるまるどっぐす』(@marumaru_dogs)代表の島崎さん。ご自身で釣り上げた朝採れのお魚を加工されることもあるそうです。
今回、河津町の一大イベントである『河津桜まつり』の開催期間中になんとかお庭を完成させたいとのご意向で、うかがった際も DIYの天然木フェンスが完成半ばと、同時進行で夢の空間が作られている最中でした。まさにライフスタイルそのものがセルフビルドな島崎さんの元へ、当日は頼もしいお友達も大集合。笑い声の絶えない楽しい施工となりました。
現場は、敷いたばかりの土を転圧し、防草シート「ザバーン」が敷設された地面。
※防草シートとの併用は必須ではありません。
防草シート自体も透水しますが、マットと併用すると どうしてもマット裏面とシート表面の間に水分が滞りがちになるため、透水性を高める目的で 敷いたばかりのシートに穴を開けていきます。(心を鬼にして。)
マットの基本敷設にあたっては、ロールのサイズごとに配置する場所や敷く順番、転がす方向を記した図面を事前に私たちの方でお作りし、お客様へお渡ししています。図面では、お庭の出入口の場所や通行量の多い動線を想定して、マットの裁断箇所や残反(端切れ)でカバーするような隙間が なるべく通行量の少ない場所へできるようにしています。
樹木の付近は、根元が露出していたり、固定用の金属ピンが刺さらない場合には専用のドーナツ型の薄型マットを使用します。根っこが露出していない場合は、マット自体を切り欠きして収めます。この加工は私たちでもなかなか難しいのですが、今回はなんとお客様のお友達が初見で加工し、プロ顔負けの綺麗な仕上がりにしてくださいました!
カット(裁断)した際の残反は、全くと言っていいほど廃棄が出ません。お作りする図面上でも、この端切れを活用するようなご提案にしており、すごく小さな端切れも、解いてロープにすることで、マットのつなぎ目に生じる小さな隙間を埋めるのに活用できます。また設置から時間が経過すると、マットは地表のわずかな凸凹を拾って微妙に変形してくるため、この時に生じる隙間をメンテするための材料として、残った端切れはお客様に大切に保管いただきます。ゴミがほとんど出ない現場というのは、けっこう自慢です。
※メンテの際に端切れが足りない場合には、弊社にてストックしている端切れを無償でお渡ししています。
施工が9割がた終わったところで、近所のキッズがスケボーを持って登場。マットの上でトリックの練習をする姿を見て、こんなピッタリな使い方があるのかと勉強になりました。確かに板は飛んでいかないし、転んでもコンクリートと比べれば安全性は高いし、何より恐怖心が薄れて色々な技にチャレンジできますね。
※本投稿に写っている皆さんには、お子さんの親御さんを含め、事前に許可をいただいております。
ワンちゃんやお子さんの声が響く夕方のお庭は、私たちが作りたいと願っている光景そのものでした。今回も行って本当に良かった!大きな達成感を胸に、猛吹雪の福井へと帰るのでした。
【完成したPVがコチラです】
裁断面をオモテに出さず綺麗に一面敷きするには、高い施工ノウハウが必要です。私たちコイヤーグラウンド・ジャパン、または施工研修を受けた 認定施工代理店のみが持つ専門技術で、今回のような複雑な地形もバッチリに仕上げさせていただきます。
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